|
世界的ベストセラー小説にしてアメリカンクラシックの名作映画「風と共に去りぬ」は、南北戦争の頃のジョージア州アトランタを舞台にした物語ですが、冒頭、タラの大地主ジェラルド・オハラ豪邸の前庭、主人公スカーレット(ヴィヴィアン・リー)登場の直前、満開の白い花を咲かせるハナミズキが、スクリーンに映し出されます。この花が春の象徴としてとても効果的に使われている場面だったと記憶しています。 ハナミズキはアメリカを代表する花木で、ノースカロライナ・バージニア州花、ミズーリ州木、ジョージア州アトランタ市花となっています。この木が、日本に紹介されたのは、1915年で、当時、東京市長が、贈ったサクラの返礼として合衆国より贈呈されたのが始まりです。日米親善に一役買った木ですね。今では、春の代表的な花木として多くの人に愛されています。 又、ハナミズキには、心に残る一つの言い伝えがあることをご存知でしょうか? 「昔、ハナミズキは今よりずっと大木になるような丈夫な木だったそうです。このことが原因でこの木は、キリストを磔にするための十字架の材料として、選ばれることになります。ハナミズキの深い悲しみを見かねたキリストはこの木をとても哀れに思い、二度と十字架の材料にされないよう、成長を遅く、大きくならないように、幹も細く曲がった形に育つようにしました。そして以来、ハナミズキの4枚の花びらは、2枚が短くなり十字架がかたどられ、中心には小さないばらの冠、、そして、先端にはさび色の釘と血の痕が、印されるようになりました。このことが、忘れられないように。」 もう既によく知られていることですが、花びらに見えるのは、「がく」にあたる部分で、本来の花は中央、黄緑色「いばらの冠」の部分です。 ユニバーサルスタジオジャパンのニューイングランド地方、アミティエリアのハナミズキの花もまもなく満開になります。サクラも終わり、いまではとてもなじみとなったハナミズキですが、このようなストーリーをふと思い出していただければ、又 この木に対する思いを深めていただけるのではないでしょうか。 ハナミズキ(花水木/アメリカヤマボウシ) 【学 名】Cornus florida 【英 名】Flowering Dogwood 【科 名】ミズキ科 【エリア】JAWS・アミティエリア/ニューヨークエリア ユニバーサルスタジオジャパン/Landscape Taem その他、JAWS・アミティエリアでご覧になれる花 ●マーガレット 【学 名】Argyranthemum frutescens 【英 名】marguerite 【科 名】キク科 ●ライラック 【学 名】Syringa vulgaris 【英 名】common lilac 【科 名】モクセイ科 ●ラベンダー・デンタータ 【学 名】Lavandula dentata 【英 名】Dentata lavender 【科 名】シソ科 |
| << 前記事(2008/04/10) | トップへ | 後記事(2008/04/16)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/04/10) | トップへ | 後記事(2008/04/16)>> |